NTTドコモが描く5Gの未来とは – 「DOCOMO R&D Open House 2015」開催

11月26日と27日、NTTドコモは横須賀のドコモR&Dセンタにおいて、最新の技術動向を展示する「DOCOMO R&D Open House 2015」を開催しました。このなかで、次世代移動通信規格「5G」に関する展示も研究棟を丸ごと1つ使って行われていたので、5Gに向けた先端技術の研究開発成果の動向について紹介します。1980年代に車載電話としてスタートした移動体通信の技術は、世代が新しくなるにつれて、概ね10年毎に高速・大容量を実現してきました。次世代通信の「5G」については2020年代をターゲットとして開発が進んでいるとのことです。現在のLTE-Advancedは世代としては第4世代「4G」ですが、ドコモがLTE通信(厳密には3.9世代だが)を「Xi」として商用サービスを開始したのは2010年12月24日。2020年はちょうど10年後となるわけです。2020年といえば東京オリンピックが開催される予定であり、自動車の自動運転の解禁など、社会インフラもこの年を目処に大きく変革しようとしています。こうした技術を支えるインフラである移動体通信もまた、これをターゲットに新しい世代になるのは自然な流れというわけですね。

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