SDカードを使うと何回でもデータの消去や書き込みができるので、非常に便利ですよね。1枚あれば、要らなくなった画像データなどを消して新しいデータを保存できるので使いまわしが可能です。そんなSDカードですが、寿命というものは設定されているのでしょうか?SDカードは書き換えが可能なタイプなのでフラッシュメモリと呼ばれています。このフラッシュメモリは「書き換え回数が設定上限に達したとき」に寿命を迎えると考えられているようです。またフラッシュメモリは、長期間使用しない場合も記録したデータが消えてしまう場合があり、これを「保持期間」という一種の寿命を表しているのです。つまり、使わなければずっと保存されているというわけでは無いということですね。書き込みされ続けると、SDカードは劣化をしていきます。それによって保持期間が短くなっていくのですが、最初に設定してある保持期間はどの程度なのでしょうか?製造しているメーカーにもよりますが、書き換えによって劣化していない状態であれば10~数十年は持つようになっています。しかしこれは環境の影響を大きく受けるため、高温や放射線のあたるような場所では保持期間は短くなるのです。